精機標準機組立工場のご案内

概要

マシニングセンタ生産能力増強のため、かねてより建設を進めていた精機標準機組立工場が完成し2007年7月より稼動を始めています。
この工場は中型クラスまでの立形・横形マシニングセンタの標準的な仕様の機械を効率的に生産することを目的としています。

大きさは幅20m、奥行き80m、高さ11.8m(クレーン下9.1m)で、工場内は組立エリア、出荷エリア、テクニカルセンターに分かれています。
このうち、組立エリアとテクニカルセンターは完全空調され高精度な機械の生産が可能です。

新生産方式の導入により生産リードタイムを従来に比べて約25%向上させることを目指しています。

工場外観工場内部

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生産リードタイムを短縮し標準納期3ヶ月を目指す*

ハード的には最新の設備を持っていることはもちろんですが、この工場の最大の特徴は従来の生産方式を見直し、「見える化、工程集約、最適作業によるムダ・ムリ・ムラを削減」したことにあります。
これによって標準納期を3ヶ月*に短縮することを目指しています。

*仕様確定から出荷までの標準的な期間。仕様その他ご要求事項によっては変化する場合があります。

フロー図

イメージ

この工場内で組み立てられる機械は摺り合せ→集成組立→調整・検査の各エリアへと移動していきます。各工程での生産進捗状況が一目でわかるようにしました。

また、組立や調整に必要な部品、治工具、測定器などは近くに集中配置し、作業者の動きの無駄をなくしています。

さらに、作業者の熟練度に応じた最適作業を行うようにしました。たとえば、カバー取付けや配管などの作業は熟練度の低い作業者が、機械の調整作業は熟練度の高い作業者が行うといったようなことになります。

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工場内のご案内

番号をクリックすると各説明にリンクします。


テクニカルセンター
工作機械、コンプレッサを常設展示しており、工作機械の実機を使用したテスト加工、コンプレッサの運転状態等の確認ができます。

大物鋳物部品エリア
機械加工されたベッド、サドル、コラム、ヘッド等の鋳物部品の一時ストック場所です。温度を安定させるため、ここで室温に慣らします。

摺り合わせ(SR)エリア
本工場内生産の初工程であるきさげ作業は機械の基本精度を決定する重要な工程です。熟練した作業者によって入念な摺り合わせが行われます。

部分組立エリア
制御盤、自動計測(AMCS)、スプラッシュガン、MQLなど、従来集成組立工程で個々の作業者が行っていた各ユニットの予備組立をここで集中的に行います。リードタイム短縮と品質の確保ができます。

集成組立エリア
摺り合わせが完了した鋳物および各部門で組立された部品・ユニットはここに集約され、組立が行われます。Vertex550-5X 5軸立形マシニングセンタの場合、2台同時に組立可能です。

調整・検査エリアA
集成組立が完了した本体はこのエリアに移され、精度の最終調整、各機能の運転確認を行った後、立会いを受けます。標準的なオプションを装着し標準立会の機械がここで調整されます。

調整・検査エリアB
APCやロボット、特殊仕様オプションを装着した機械または指定ワーク加工立会など、標準的な機械に比べて時間がかかるものはここで調整されます。

出荷エリア
大物鋳物の搬入、完成機の出荷が行われます。組立工場内との間にシャッターを設け、工場内が直接外気と触れないようにしました。調整エリアからクレーンで吊ったまま、ここでトラックに積み込まれます。

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